赤と緑を混ぜると何色?絵の具と光で真逆になる科学的理由と混色術
赤と緑を混ぜると何色?絵の具と光で真逆になる科学的理由と混色術について徹底解説いたします。詳細な分析をお届けします。
Q1:小学校の水彩絵の具で赤と緑を混ぜても、黄色には絶対になりませんか?
A1:絶対になりません。水彩絵の具は光を吸収して色を見せる「減法混色」の物質であるため、赤と緑を混ぜると必ず明度・彩度が下がり、茶色や暗緑色になります。黄色を作るには、混色ではなく「イエロー(黄色)」の単色顔料を使う必要があります。
Q2:パソコンの画面上で赤色と緑色を重ねると黄色になるのはなぜですか?
A2:モニターの液晶ピクセルが光そのものを放つ「加法混色」だからです。画面の極小ピクセルから放たれた赤色光と緑色光が人間の網膜(目の中)で同時に受容されると、脳は波長570〜590nm付近の純粋な「黄色の光」を見ている時と同じ神経信号として知覚するため、鮮烈な黄色に見えます。
Q3:絵の具でできるだけ黒に近い色を作りたい場合、どう配合すればよいですか?
A3:赤と緑を「1:1」の比率で練り合わせ、そこにわずかな「ウルトラマリン(濃い青)」を加えるのが最も効果的です。赤と緑で光の波長の大部分を吸収し、わずかに残る赤みを青で完全に打ち消すことで、チューブの黒絵の具よりも奥行きのある「リッチブラック(豊かな黒)」が完成します。