なぜ24時間飲食店は激減したのか?大手チェーンの現在と営業実態の真相
なぜ24時間飲食店は激減したのか?大手チェーンの現在と営業実態の真相についての真相をご紹介します。
外食産業における24時間営業は、今後どのような道を辿るのでしょうか。採算性の観点とテクノロジーの進化から今後の展望を分析します。
深夜帯の損益分岐点を試算すると、時給1,500円前後のスタッフを2名配置し光熱費を賄うためには、深夜帯(22:00〜翌5:00の7時間)で最低でも5万〜7万円以上の売上が必要となります。客単価800円の店舗であれば一晩に60人〜90人以上の来店が必須条件となり、大都市の中心街や一部の幹線道路沿いを除いて、この基準を達成することは極めて困難です。
そのため、今後の24時間飲食店は「完全無人化・オートメーション化」を軸に再構築される見通しです。すでに実験が進んでいるロボット調理器、スマートロッカー受け取り、AIセルフレジを組み合わせることで、店内に調理・接客スタッフを置かない「省人化スマート店舗」が新たな深夜外食のスタンダードになりつつあります。
【プロの結論】深夜の飲食店利用における向き・不向きの判断基準
深夜の外食環境が激変した現在、利用者は自身の目的や予算に応じて賢く店舗を選び分ける必要があります。
- 深夜利用をおすすめできる人:
- 長距離移動中のドライバーや夜勤シフト勤務で、温かい食事と駐車スペースを必要としている人(幹線道路沿いの山岡家などのラーメン店や牛丼チェーンが最適)
- 出張先や終電逃しで、始発まで確実に安全な場所で待機したい人(繁華街の24時間居酒屋やドライブスルー併設型ファストフード)
- 深夜利用を避ける・慎重になるべき人:
- コストパフォーマンスを最優先し、割増料金を払いたくない人(コンビニや事前購入のテイクアウトを活用すべき)
- 静かで落ち着いた環境で長時間の作業や読書をしたい人(深夜営業店舗は客席清掃やメンテナンス、泥酔客の出入りが発生しやすいため不向き)