鳥取「かに吉」なぜ日本一?予約の裏ワザと価格の真実を徹底解剖
鳥取「かに吉」なぜ日本一?予約の裏ワザと価格の真実を徹底解剖の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
誰もが最も気になるのが「現在のコース予算」でしょう。世界的な水産資源の争奪や漁獲枠の規制、さらに燃料費・資材費の高騰に伴い、日本海沿岸の松葉ガニの競り値は歴史的な高水準を更新し続けています。
かに吉で提供されるコースは、小細工なしに松葉ガニのポテンシャルを余すところなく味わい尽くす構成となっています。先付に始まり、透明感あふれる「刺身」、炭火の熱量を極限まで計算した「焼き蟹」、蟹爪の旨味を凝縮させた「蟹フライ」、そして濁りのない出汁でくぐらせる「蟹しゃぶ」、濃厚な旨味をすべて吸わせた「蟹雑炊」へと至る一連のストーリーは、まさに圧巻の一言です。
かに吉値段について「地方の料理屋としては高すぎる」という声が一部で上がることも事実です。しかし、関係者の証言や現場の仕入れ実態に照らし合わせれば、山田氏が競り落とすクラスの松葉ガニは、浜値の時点で1杯数万円から時に10万円近い値が付くことも珍しくありません。中間マージンを省き、原価ギリギリの勝負を挑んでいるからこそ成立している設定であると言えます。