Wbcは何年に一回?3年や6年空いた理由と2026年次回日程・開催地
Wbcは何年に一回?3年や6年空いた理由と2026年次回日程・開催地とはどのようなものなのか? 背景や要点を簡潔に解説します。
WBC開催間隔なぜここまで乱れてしまったのか。疑問を紐解く鍵は、「他メガスポーツイベントとのバッティング回避」と「世界的感染症による不可抗力」の2点に集約されます。
第1回から第2回が「3年」だった興行マーケティング上の戦略
2006年の第1回大会が大盛況のうちに幕を閉じた後、わずか3年後の2009年に第2回大会が挙行されました。これには明確な興行戦略が存在します。仮に4年後の「2010年」に設定した場合、全世界が注目するメガイベントサッカーFIFAワールドカップ南アフリカ大会と直接衝突することになります。放映権ビジネスやスポンサー集めにおいて、サッカーW杯とのバッティングは世界市場で戦う上で致命的となりかねません。
加えて、2008年には北京オリンピックが控えていました。オリンピックから野球競技が除外されることが決定した時期でもあり、MLB主導の国際大会として「世界一決定戦」の存在感を速やかに定着させる必要性に迫られた結果が、異例の「3年後開催」という判断でした。
第5回大会が「6年」の空白を生んだコロナ延期の経緯
最もファンの記憶に新しいのが、2017年から2026年まで空いてしまった「魔の6年間」です。本来、第5回大会は2026年3月に開催される予定で準備が進められていました。しかし、2026年初頭から猛威を振るった新型コロナウイルス感染拡大により、世界中のプロスポーツリーグが中断に追い込まれます。
国際的な移動制限、無観客試合の余儀ない状況、さらにはMLBの労使協定交渉によるロックアウトの余波も重なり、MLBと選手会は2026年開催を断念。1年延期ではなく2年延期の2026年開催へとスライドせざるを得ませんでした。この空白の6年間があったからこそ、2026年大会における侍ジャパンの劇的な王座奪還と世界的な視聴熱は、飢餓感をエネルギーにして爆発的な社会現象へと昇華したのです。