カフアシストとは?苦しい吸引を減らす排痰の仕組みと保険適用を解説
カフアシストとは?苦しい吸引を減らす排痰の仕組みと保険適用を解説に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
Q1:カフアシストは気管切開をして人工呼吸器をつけている患者でも使えますか?
A1:問題なく使用できます。マスクだけでなく、気管切開カニューレのコネクタに直接専用チューブを接続して排痰介助を行うことが可能です。人工呼吸器を一時的に外し、カフアシストで奥の痰を吸い上げてから再度人工呼吸器に戻すという手順が、重症ALS療養者などの現場で日常的に行われています。
Q2:個人でカフアシストを購入することはできますか?
A2:カフアシストは高度管理医療機器(特定保守管理医療機器)に分類されているため、一般人が通販などで個人購入することはできません。必ず主治医の処方・指示のもと、医療機関を通じて在宅医療機器として貸与(レンタル)される形をとります。
Q3:1回のケアで何分くらい使用するものですか?やりすぎると危険ですか?
A3:1回のセッションは、4〜5サイクルの咳介助を1セットとし、休憩を挟みながら2〜3セット行うため、実質的な稼働時間は数分程度です。痰が出ないからといって長時間連続で使用し続けると、過換気によるアルカローシス(血中二酸化炭素低下による手足のしびれやめまい)や肺胞の損傷を招く恐れがあります。1回のケアで過度に行わず、1日数回に分けて実施するのが原則です。
Q4:小児の筋疾患や障がい児でも保険適用で使えますか?
A4:小児の脊髄性筋萎縮症(SMA)や脳性麻痺、筋ジストロフィーなどでも保険適用となり、広く利用されています。小児用マスクや体重・肺活量に合わせた低圧設定が用意されており、小児慢性特定疾病医療費助成制度の対象となるケースが多いため、小児呼吸器の専門医へ相談することが推奨されます。