まぶたの内側のできものは何?白い粒や痛みの正体と正しい治し方
まぶたの内側のできものは何?白い粒や痛みの正体と正しい治し方について専門的な視点から解説いたします。詳細な分析をお届けします。
まぶたをひっくり返した際、粟粒のようなポツンとした白い粒が見えることがあります。痛みはないもののゴロゴロとした不快感が続く場合、代表的な原因として挙げられるのが「マイボーム腺梗塞」と「結膜結石」です。
マイボーム腺梗塞の症状は、涙の蒸発を防ぐ油分を分泌する出口に、変性した脂が固まって栓のように詰まることで生じます。アイメイクの洗い残しや加齢、コンタクトレンズの長期装用、偏った食生活による皮脂成分のドロドロ化が主な引き金です。初期の段階では温熱療法などで脂を溶かすアプローチが有効となります。
一方の結膜結石は、まぶたの裏側にある結膜の細胞や分泌物、老廃物が固まり、カルシウム塩が沈着して文字通り「石」のような白い粒を形成する疾患です。慢性的なアレルギー性結膜炎やドライアイ、加齢に伴う新陳代謝の低下が主な原因となります。結石が粘膜の中に深く埋まっている間は無症状ですが、結膜を突き破って表面に露出すると、まばたきのたびに角膜をヤスリのように傷つけ、激しい痛みや涙目、充血を引き起こします。