キウイは皮ごと食べるのが正解?農薬の真実と栄養倍増の下処理法
キウイは皮ごと食べるのが正解?農薬の真実と栄養倍増の下処理法の詳細について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
なぜリスクを背負ってまで皮を食べる人が急増しているのか。その答えは、皮の直下および外皮そのものに眠るキウイの皮の栄養効果の圧倒的な濃密さにあります。植物は強い紫外線や外敵の侵入から自らの遺伝子を守るため、防壁である「表皮」に抗酸化物質を集中させます。キウイもその例外ではありません。
ニュージーランドのオタゴ大学をはじめとする研究機関の成分分析によると、果皮を丸ごと摂取した場合、果肉単体と比較して食物繊維の摂取量は約1.5倍〜2倍に跳ね上がります。特に注目すべきは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスです。果肉に多い水溶性ペクチンが便を柔らかく保ち、皮に含まれる不溶性繊維が便のカサを増やして腸蠕動(ぜんどう)を促進するため、これがキウイ皮ごと食べる便秘解消の真相として機能します。
さらに見逃せないのが、細胞の酸化を防ぐビタミンEと造血に不可欠な葉酸の存在です。皮を含めることで、ビタミンEは約32%、葉酸は約34%多く摂取可能となります。また、抗酸化力の指標となる総ポリフェノール含有量に至っては、皮の部分だけで果肉の約3倍以上に達することが確認されています。