なぜ解けない?思考力問題で差がつく人の共通点と劇的に鍛える極意を徹底解説

なぜ解けない?思考力問題で差がつく人の共通点と劇的に鍛える極意を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

思考力の土台となるのは、「仮説を立て、条件を絞り込み、矛盾を排除するプロセス」です。ここでは、論理的思考力を試す代表的な思考力問題の例題と解説を取り上げます。

【例題】
Aさん、Bさん、Cさんの3人がいます。3人のうち1人は「常に真実を語る正直者」、1人は「常に嘘をつく嘘つき」、残る1人は「真実も嘘も気まぐれに語る変人」です。
3人はそれぞれ次のように発言しました。
・Aさん:「私は正直者ではありません」
・Bさん:「Aさんは嘘つきです」
・Cさん:「私は変人ではありません」
このとき、Aさん、Bさん、Cさんのそれぞれの正体を論理的に特定しなさい。

【思考のプロセスと解法】
このような思考力問題のクイズ難問を解く鉄則は、「決定的な発言(矛盾が生じるポイント)」から逆算することです。

まずAさんの発言「私は正直者ではありません」に着目します。もしAさんが正直者だと仮定すると、「私は正直者ではない」という嘘をつくことになり、正直者の定義に矛盾します。したがって、Aさんは絶対に正直者ではありません(Aさんは「嘘つき」または「変人」)。

次に、Aさんが「嘘つき」であると仮定してみましょう。嘘つきは常に嘘をつくため、「私は正直者ではありません」という発言は「客観的な事実(真実)」になってしまい、嘘つきの定義に矛盾します。つまり、Aさんは嘘つきでもあり得ません。

消去法により、Aさんの正体は「変人」であることが確定します。
Aさんが変人であるため、Bさんの発言「Aさんは嘘つきです」は誤り(嘘)となります。常に真実を語る正直者が誤った発言をすることはないため、Bさんは正直者ではありません。Aが変人である以上、Bさんの正体は「嘘つき」となります。
残ったCさんが「正直者」となります(Cさんの「私は変人ではありません」という発言も真実と一致します)。

【正解】 Aさん:変人、Bさん:嘘つき、Cさん:正直者

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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