日韓W杯の八百長疑惑は事実か?誤審の真相とモレノ主審の末路を徹底検証
日韓W杯の八百長疑惑は事実か?誤審の真相とモレノ主審の末路を徹底検証についての疑問解決ガイドをご紹介します。
試合後、判定を下した審判たちには過酷な運命と激しい非難が待ち受けていました。
バイロン・モレノ:疑惑のリーグ戦と麻薬密輸での逮捕
イタリア戦を裁いたバイロン・モレノ氏は、帰国後も騒動の中心にいました。大会直後の2002年9月、母国エクアドル国内リーグのLDUキト対バルセロナSCの試合において、主審を務めたモレノ氏は理由のない13分間ものアディショナルタイムを取り、その間にビハインドだったキトが2得点を挙げて逆転勝利を収めました。
この露骨な試合運営に対し、エクアドルサッカー連盟はモレノ氏に20試合の出場停止処分を下しました。さらに処分明けの復帰戦でも不可解な判定を連発して再び職務停止処分を受け、2003年6月に事実上の引退へ追い込まれました。
モレノ氏の転落はこれにとどまりませんでした。2010年9月、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に到着した際、下着の中に約6.2キログラムものヘロインを隠し持っていたとして米連邦麻薬捜査当局に現行犯逮捕されたのです。2011年には懲役2年6カ月の実刑判決を受け、連邦刑務所に服役しました。この衝撃的な転落劇は、「2002年当時から金銭に困窮し、不正に関与していたのではないか」という疑惑を補強するエピソードとして世界中で大々的に報じられました。
アル=ガンドゥール:副審への責任転嫁と引退
一方、スペイン戦を担当したエジプトのガマール・アル=ガンドゥール氏は、大会終了とともに国際審判を引退しました。後年のインタビューにおいて同氏は一貫して自身の判定の正当性を主張しつつも、「ホアキンのクロス判定は副審の責任である」と強調しています。
「主審は副審の旗を信頼せざるを得ない。あの角度からラインを割ったかどうかを主審が肉眼で補正することは不可能だった」と語り、自身が意図的な偏向ジャッジを下したわけではないと釈明し続けました。しかし、スペイン国民やサッカー関係者からの批判の嵐が収まることはありませんでした。