日本の浴衣の正しい着方完全ガイド!右前左前の掟と着崩れない裏技

日本の浴衣の正しい着方完全ガイド!右前左前の掟と着崩れない裏技の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

準備が整ったら、実際の着付けに入ります。ポイントを押さえれば、初心者でも15分程度で美しく着上げることができます。

まず、補正用のフェイスタオルをウエストのくびれ部分に巻き、薄手の腰紐で軽く留めて「寸胴体型」を作ります。洋服ではくびれが美しいとされますが、和装では凹凸をなくすことがシワや着崩れを防ぐ絶対条件です。

浴衣を羽織ったら、以下の手順で進めていきます。

  1. 裾線の決定:浴衣の衿先を持ち、背中心を背骨に合わせます。裾を持ち上げてから床すれすれ(くるぶしが隠れる程度)まで下ろし、全体の長さを決めます。
  2. 下前と上前の合わせ:まず左手側(上前)幅を決め、一度開いてから右手側(下前)を身体に巻き込み、衿先を腰骨のやや上へ引き上げます。その上から左手側(上前)を重ね、同じく褄先(つまさき)を3〜5cmほど持ち上げてシャープなラインを作ります。
  3. 腰紐の固定:ウエストではなく、骨盤の出っ張りのすぐ上(腰骨の位置)で腰紐をしっかりと強めに締めます。ここが緩いと丈が落ちてきます。
  4. 身八つ口から手を入れて整える:脇のあき(身八つ口)から両手を入れ、前後のたるみを下へ引き下げて衿元とおはしょりのベースを平らにします。
  5. 衣紋(えもん)を抜く:衿の交差点を喉仏のくぼみあたりに合わせつつ、後ろの衿を首の付け根からこぶし1個分(約7〜8cm)後ろへ引きます。この「衣紋抜き」の角度が美しさを決める指標として着物愛好家の間でも定評があります。
  6. おはしょりの始末:胸元を整えたら、胸下で2本目の腰紐を締めます。おはしょり(帯の下から出る着物の折り返し部分)が長すぎる場合は、内側の布を持ち上げて腰紐に挟み込み、長さを帯の下から7〜8cm程度に均一に整えます。表面にしわが寄らないよう、左右の脇へ余分な布を逃がすのが綺麗に仕上げる裏技です。
  7. 伊達締めで固定:おはしょりの上部を覆うように伊達締めを巻き、衿合わせとおはしょりの折り目を完全に固定します。
山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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