愛猫の寿命を大幅に伸ばす「Aim新薬」最新データと実用化課題
愛猫の寿命を大幅に伸ばす「Aim新薬」最新データと実用化課題にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
この研究の第一人者である元・東京大学大学院医学系研究科教授の宮崎徹博士は、研究の場を一般社団法人AIM医学研究所に移し、臨床応用に向けた歩みを一気に加速させている。
本来、人間やマウスの体内ではAIMタンパク質が血液中からスムーズに離脱し、尿細管の目詰まりを即座に解消する。しかし、ネコ科動物のAIMは血液中のIgM抗体と非常に強く結合してしまう性質を持つ。その結果、必要な時にゴミのもとへ到達できず、尿細管が詰まったまま放置されてしまうのだ。宮崎教授らの研究チームはこの分子的な欠陥を突き止めた。
現在進行中の「AIMタンパク質投与治療プロジェクト」では、人工的に作製したAIMを直接体内に補充することで、詰まった尿細管を物理的に掃除する手法を確立。2026年の実用化目標に向け、治験用製剤の大量生産体制や投与プロトコルの最適化が目覚ましいスピードで進んでいる。