芽が出たじゃがいもは食べられる?毒素ソラニンの危険性と安全な見分け方
芽が出たじゃがいもは食べられる?毒素ソラニンの危険性と安全な見分け方について知っておくべき 理由を厳選して解説いたします。
芽が出たじゃがいもを調理する際、多くの人が犯しがちな過ちが「表面の芽だけを指先や包丁の刃先でちぎり取る」という処理です。これでは毒素の発生源を断ち切ることができません。
芽が出たじゃがいもをどこまで削るべきかという明確な基準は、「芽の根元にあるくぼみ(芽根)を、円錐状に深さ5mm〜1cm程度えぐり取ること」です。包丁の根元にある角(アゴ)や、ピーラーの側面に付いている専用の突起(芽取り)を差し込み、芽の周囲ごと回転させるようにしてえぐり出します。芽の付け根の黒っぽい組織が完全になくなり、きれいな黄白色の果肉が見えるまで削り落とす必要があります。
また、皮が緑のじゃがいもの危険性についても同様の警戒が求められます。日光や蛍光灯の光を浴びて葉緑素が生成されると緑色になりますが、葉緑素自体は無害なものの、葉緑素が作られるプロセスと完全に連動してソラニンやチャコニンが大量に生合成されます。皮やその直下が緑色に変色している場合は、通常の薄剥きではなく、緑色の層が完全に目視できなくなる深さ(2〜3mm以上)まで厚めに皮を剥くことが安全確保の鉄則です。