クマノミ全種類の見分け方完全ガイド!日本の6種と飼育相性を徹底解剖
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世界中の熱帯・亜熱帯の海にはおよそ30種類のクマノミ(スズメダイ科クマノミ亜科)が分布しています。アクアリウムの世界で流通する海外種には、日本種にはない独特のフォルムやカラーパターンを持つ個体が多数存在します。
世界的な大ヒット映画『ファインディング・ニモ』のモデルについて、「ニモの種類や正式名称は何か」という疑問を持つ方は少なくありません。生物学的な分類において、主人公ニモのモデルとなった原案種はクラウンアネモネフィッシュ(Amphiprion percula)、およびその近縁種であるカクレクマノミ(Amphiprion ocellaris)の2種です。両者は極めて酷似していますが、クラウンアネモネフィッシュの方が白帯周囲の黒い縁取りが太く発達する傾向があります。
海外種の中でも熱狂的なファンを持つのがスパインチークアネモネフィッシュです。エラ蓋に鋭い棘(トゲ=スパイン)を持ち、成熟した大型のメスはワインレッドからダークマルーンの深い色合いに変化します。非常に優美な姿の一方で、クマノミ類の中でもトップクラスに気性が荒いことでも知られています。
また、インド洋などに生息するスカンククラウンフィッシュは、セジロクマノミの近縁種として流通しています。背中の白い一本線が特徴ですが、セジロクマノミよりも白線が細く、透明感のある淡いオレンジ色の体色を持ちます。近年では品種改良(ブリード)も劇的に進み、模様が乱れた「ピカソ」や全身が真っ白になる「プラチナクラウン」など、アートのような改良品種も高い人気を集めています。