睡眠中に舌の側面を噛む原因は?朝の激痛に潜む病気と受診目安

睡眠中に舌の側面を噛む原因は?朝の激痛に潜む病気と受診目安についての真相をご紹介します。

鏡の前で舌をベーと突き出したとき、舌のフチが波打つようにデコボコしていませんか? これは「歯痕(しこん)」と呼ばれる状態で、舌の側面に歯型がくっきりと残っているサインです。舌のサイズと歯列の内側のスペースが合っていないことを示しており、睡眠中に舌を噛むリスクが極めて高い状態と言えます。

舌に歯型がつく最大の要因は、舌のむくみ原因となる水分代謝の低下や低体温、そして肥満です。塩分の過剰摂取やアルコールの飲み過ぎ、甲状腺機能の低下などによって舌がむくんで肥大化すると、口の中に舌が収まりきらなくなります。さらに、加齢や運動不足で舌の筋肉(舌骨筋群)が衰えると、舌が喉の奥に落ち込む「舌根沈下」を起こし、気道を塞ぐと同時に上下の歯の間に舌の側面がはみ出してしまいます。

原因によって症状の現れ方や受診すべき科は大きく異なります。以下の比較表で自身の状態をチェックしてください。

原因疾患・状態舌の損傷特徴・主な症状発生頻度・リスク指標推奨される診療科歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム)舌の側面に歯型、浅い咬傷、朝方の顎の疲労感や肩こり成人の約8〜10%に自覚あり。ストレス期に頻発一般歯科・口腔外科舌のむくみ・歯並びの不整舌縁の波打ち、内側に傾いた歯による継続的な擦れ・軽度の出血冷え性・代謝低下傾向の人に多発。日常的な慢性化歯科・矯正歯科・内科睡眠時無呼吸症候群(SAS)激しいいびき、あえぎ呼吸時の強い噛み締め、起床時の口渇国内推定患者500万人以上。心疾患合併リスク睡眠外来・呼吸器内科夜間てんかん(前頭葉等)深い組織断裂、大量出血、意識朦朧、全身の筋肉痛発症頻度は稀だが受傷強度は甚大。自己判断は厳禁脳神経内科・てんかん外来
前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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