ユニバ進撃の巨人はなぜ終了?復活の真相と2026年最新動向を徹底追跡

ユニバ進撃の巨人はなぜ終了?復活の真相と2026年最新動向を徹底追跡についての真相をご紹介します。

「あんなに大行列ができていたのになぜ終了したのか」という疑問は、今も多くのゲストが抱き続けている。ネット上では「VR機器の安全トラブル説」や「版権元である講談社との関係悪化説」といった根拠のない憶測が飛び交ったが、内部事情や業界構造を分析すると、理由は極めて合理的かつ構造的な経営判断に基づいていることがわかる。

最大の決定打は、USJの「ユニバーサル・クールジャパン」が採用している期間限定ライセンス契約の満了だ。USJは国内外のトップIPとタイアップする際、年間契約または半年未満のスポット契約を結ぶビジネスモデルを採用している。進撃の巨人XRライドは、2020年1月21日から開催された「ユニバーサル・クールジャパン 2020」の目玉として導入された。本来であれば同年夏頃までの限定開催として最初からスケジュールが組まれていたのである。

そこに追い打ちをかけたのが、2020年春に直面した新型コロナウイルスの世界的大流行だった。USJは2020年2月末から約3カ月半にわたるパーク全面休業を余儀なくされた。営業再開後、運営側はファンの期待に応える形でXRライドの会期を2020年7月5日まで延長する特別措置をとったものの、VRゴーグルの徹底した消毒作業や座席間隔の制限、キャパシティの大幅削減など、極めて重いオペレーション負荷を背負うこととなった。

さらに、XRライドの会場となる「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」は、パーク内に1機しか存在しない貴重な屋内型XRプラットフォームである。この限られたハードウェアを巡り、『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』『名探偵コナン』といった他のメガヒットIPとの間で次期アトラクションの切り替え計画がすでに何年も先まで確定していた。どんなに動員力があろうとも、契約延長の限界と次期大型タイアップの準備期間(VR映像のレンダリング、ライドのモーションプログラミング、内外装の改装)を考慮すれば、予定通り終了せざるを得なかったのが真相である。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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