糖尿病で足の爪が黒い・厚いは壊疽の前兆?正しいケアと受診基準
糖尿病で足の爪が黒い・厚いは壊疽の前兆?正しいケアと受診基準に関する詳細情報を詳しくまとめました。最新データをチェックしましょう。
足の爪や指先に現れる変化は、病状のステージを知らせるバロメーターです。糖尿病における足指の変色理由は単一ではなく、色によって原因と緊急度が大きく異なります。
爪や指が黄色〜白く濁っている場合は、真菌が爪に入り込む爪白癬(爪水虫)が疑われます。爪白癬でボロボロになった爪の隙間からは黄色ブドウ球菌などの細菌が侵入しやすく、蜂窩織炎(ほうかしきえん)の引き金になります。赤紫色〜青紫色に変色している場合は血行不全(虚血)が強く疑われ、組織が酸欠状態に陥っている兆候です。そして、指先や爪の周囲が黒褐色から漆黒に変化し、冷感や悪臭を伴う場合は、すでに組織が壊死している糖尿病性壊疽の初期症状〜進行期に該当します。
臨床現場の医師や看護師が警鐘を鳴らす初期サインは以下の通りです。どれか1つでも該当すれば即座の対応が必要です。
- 足指の感覚が鈍く、触られても薄紙を1枚挟んだように感じる、またはピリピリと痺れる
- 足の爪の変色(黒、紫、黄色)が数週間以上改善せず、徐々に拡大している
- 爪の周囲に赤みや熱感、腫れがあり、じくじくした浸出液や悪臭が出ている
- 歩くとふくらはぎや足先が痛み、休むと楽になる(間欠性跛行:血流障害のサイン)
- 足の爪が剥がれた、あるいは靴下に血や膿がついているのに本人が気づいていなかった