フルマラソンは何キロ?42.195Kmの理由と英王室の真相を徹底解説
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ランナーの間で中級者の証とされる「サブ4(4時間切り)」。このサブ4ペースと達成難易度はどれほどのものなのでしょうか。
サブ4を達成するためには、42.195kmを1kmあたり5分41秒以内のイーブンペースで走り切る必要があります。給水や混雑によるタイムロスを考慮すると、実質的には1kmあたり5分30秒〜5分35秒を維持しなければなりません。全マラソン完走者のうち、サブ4を達成できる割合は男性で上位約20〜25%、女性では上位約6〜8%に過ぎず、明確な壁として立ちはだかっています。
SNSやランニングコミュニティで頻繁に交わされる「30kmの壁」という言葉は、決して精神論ではありません。生理学的な根拠が存在します。実業団指導者の手記やスポーツ生理学の実験データによると、人間が蓄えた筋グリコーゲンは、走行距離約30km付近でほぼ底を突きます。ここで身体はエネルギー源を脂質優位へ急速に切り替えようとしますが、脂質代謝は酸素消費効率が悪く、ペースの急激な低下や筋肉の痙攣(攣り)を誘発します。
「30kmまでは快調に飛ばしていたのに、突然脚が鉛のように重くなり、前に進まなくなった」という初挑戦者の手記は、すべてこのグリコーゲン枯渇と、4万回を超える着地衝撃による筋線維の微細損傷(筋破壊)が同時に引き起こす身体反応なのです。