なぜ語り継がれる?甲子園の名勝負・延長17回の死闘に隠された衝撃の真相

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メディア各社が実施してきた歴代ベストゲームのアンケート調査や有識者の選考において、常に上位を独占する珠玉の5試合が存在します。これらは単に勝敗のドラマ性だけでなく、高校野球という競技の文化的頂点を示した名勝負として語り継がれています。

第1位として多くのファンや専門家が即座に挙げるのが、1998年夏(第80回大会)準々決勝の「横浜 対 PL学園」です。「平成の怪物」と呼ばれた横浜のエース・松坂大輔が投じた250球と、宿敵PL学園の緻密な知略戦が生み出した延長17回の死闘は、高校野球史上最高峰の攻防戦として語り草になっています。

続いて第2位に君臨するのが、2006年夏(第88回大会)決勝戦の「早稲田実業 対 駒大苫小牧」です。3連覇の偉業に挑む北の王者・駒大苫小牧の田中将大と、端正なマウンド捌きと驚異的なスタミナで社会現象を巻き起こした早稲田実業の斎藤佑樹による投げ合いは、延長15回引き分け再試合の末、計24イニングに及ぶ歴史的決戦となりました。

第3位は、昭和の高校野球の金字塔である1979年夏(第61回大会)3回戦「箕島 対 星稜」の延長18回。最高峰の公立校と北陸の雄が演じた、二度の「2死無走者からの同点劇」は、NHKのドキュメンタリーや数々の書籍で「高校野球史上最高の1試合」と称賛されています。

第4位には、2007年夏(第89回大会)決勝戦「佐賀北 対 広陵」が選ばれます。公立の進学校が巻き起こした「がばい旋風」の結末、8回裏1死満塁から放たれた佐賀北の逆転満塁ホームランは、甲子園球場がひとつの巨大な生き物と化したかのような大歓声と奇跡の逆転劇として記憶されています。

第5位は、1996年夏(第78回大会)決勝「松山商 対 熊本工」。延長10回裏、サヨナラ負けの絶対的絶体絶命の局面で飛び出した「奇跡のバックホーム」は、交代直後の守備位置、投手の送球コース、風向きに至るまで、神がかり的な偶然と必然が重なり合った名シーンです。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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