積水ハウス地面師事件の犯人のその後は?主犯の服役と消えた55億円

積水ハウス地面師事件の犯人のその後は?主犯の服役と消えた55億円とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

前代未聞の巨額詐欺を主導した地面師グループは、警視庁による徹底的な捜査の結果、首謀者から末端の書類偽造役に至るまで10名以上が逮捕・起訴されました。裁判を経て言い渡された地面師主犯格の実刑判決とその後の服役状況は、それぞれの役割の重さに応じて大きく分かれています。

ディベロッパーへの交渉役であり事件の中核を担ったカミンスカス操(旧姓・内田操)は、警視庁が強制捜査に乗り出す直前の2018年秋にフィリピンへ逃亡。マニラの入国管理局に拘束されたのちに強制送還され、裁判では懲役11年の実刑判決が確定しました。現在も東日本の刑務所で厳重な管理のもと服役を続けています。

また、グループの黒幕・首魁と目された内田マイク(本名・内田正紀)に対しては、過去の余罪や犯行の悪質性が厳しく追及され、グループ内で最も重い懲役12年の実刑判決が下されました。資金調達や分配を担当した土井淑雄にも懲役11年が確定しており、中枢幹部たちはいずれも現在獄中にあります。

対照的なのが、犯行の最前線で「地主」を演じた末端の実行役たちです。海喜館の正当な所有者になりすました羽毛田正美には懲役4年の判決が下されました。彼女はすでに刑期を満了して出所しており、身元引受人のもとで静かに社会復帰を図っていると伝えられています。手配師として動いた北田文明らも同様に刑期を終えているか、仮釈放の段階に入っています。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest