カルテット吉岡里帆の怪演はなぜ伝説に?目が笑ってない演技と現在

カルテット吉岡里帆の怪演はなぜ伝説に?目が笑ってない演技と現在の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

『カルテット』の現場は、日本屈指の演技派たちが丁々発止のセリフの応酬を繰り広げる、いわば演技の総合格闘技のような空間でした。その中心にいたのが、座長を務める松たか子です。吉岡里帆 松たか子 共演のハイライトとして今も語り草となっているのが、第8話から第9話にかけて描かれた、別荘での直接対決シーンでした。

真紀(松たか子)の隠された本名を暴き、彼女のヴァイオリンを奪おうとする有朱。その動きを察知した真紀が立ちはだかり、二人は雪の降るベランダでもみ合いになります。当時の現場レポートやインタビューによると、吉岡里帆はこの撮影に際し、全身にあざを作りながらも一切の妥協を許さず、体当たりで松たか子にぶつかっていったと報じられています。

ベランダから転落した有朱が、死んだふりをして動かなくなり、真紀や別荘のメンバーがパニックに陥る中、救急車のサイレンとともにカッと目を見開いて立ち上がり、逃亡するシークエンス。その一連の動作において、吉岡里帆が見せた身体能力と表情の切り替えの速さは圧巻でした。大先輩である松たか子の重厚な受けの芝居に対し、一歩も引くことなく自身の毒気をぶつけきった度胸こそが、彼女の役者としての底力を物語っています。

京都の学生演劇出身であり、小劇場の泥臭い舞台で鍛え上げられた彼女のバックボーンが、洗練された坂元裕二ワールドの中で見事に化学反応を起こした瞬間でした。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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