トイレスリッパなし派急増のなぜ?菌の拡散リスクと風水の真相

トイレスリッパなし派急増のなぜ?菌の拡散リスクと風水の真相とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

トイレスリッパを置かないことに対して最も多く寄せられる懸念が、トイレスリッパの衛生面と雑菌に関する問題です。衛生微生物研究機関の実験データによれば、立って排尿した場合、目に見えない微細な尿ハネが便器周辺から半径1メートル以上の床面や壁面にまで飛散することが実証されています。

便器のフタを開けたまま水を流すことによるエアロゾル拡散や、足裏に付着した大腸菌群などの雑菌が廊下やリビングへ持ち出されるトイレの床の菌飛散リスクは無視できません。靴下や素足のままトイレの床を踏み、そのままカーペットやベッドルームへ移動することは、理論上、室内全体へ菌を塗り広げるリスクを孕んでいます。

しかし、「スリッパを置けば安全」というわけでもありません。長期間洗濯されていないトイレスリッパの裏面および内甲部分からは、高濃度の細菌やカビが検出されるケースが多く、手入れの行き届いていないスリッパ自体が巨大な汚染源と化している実態も浮き彫りになっています。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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