2022年納車待ちランキング|最長4年超の真相と現在の納期を徹底解説
今注目を集めている 2022年納車待ちランキング|最長4年超の真相と現在の納期を徹底解説について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。
これほどまでに新車の納車が長期化した要因は、単一のトラブルではなく、地球規模の複数のアクシデントが連鎖した結果でした。主たる新車納期遅延理由を掘り下げると、日本の基幹産業が抱える構造的な脆弱性が浮かび上がってきます。
1. 車載半導体の極端な需給逼迫
現代の自動車は「走る精密電子機器」とも呼ばれ、1台あたり数十個から多いものでは100個以上のマイクロコントローラー(マイコン)を搭載しています。2020年以降の巣ごもり需要によるPC・スマートフォン・家電向け半導体の急激な需要増に加え、2021年の国内半導体工場における火災事故や北米の寒波による工場停止が拍車をかけました。これにより、半導体不足自動車影響が世界中のアセンブリーラインを停止させる決定打となったのです。
2. 東南アジアの都市封鎖とサプライチェーンの寸断
自動車の神経網と呼ばれる「ワイヤーハーネス(組み配線)」の主要生産拠点であったベトナムやマレーシアなどの東南アジア諸国で、感染拡大に伴う厳格なロックダウンが相次ぎました。自動車サプライチェーン混乱は想像以上に深く、どれか1つのコネクターやボルトが欠品するだけで車両を完成させられないという、完成車工場の宿命が露呈しました。
3. ホンダをはじめとする国内工場の相次ぐ稼働停止
部品不足の余波は容赦なく各メーカーの生産計画を直撃しました。ホンダ工場稼働停止影響として、鈴鹿製作所や埼玉製作所で2022年中盤に計画比で最大3〜4割の減産を強いられ、週単位での操業停止が常態化しました。これにより計画通りの出荷が不可能となり、バックオーダーが雪だるま式に積み上がっていったのです。