ウメや庭木を枯らすタマカタカイガラムシ!絶対効く駆除時期と農薬全貌

ウメや庭木を枯らすタマカタカイガラムシ!絶対効く駆除時期と農薬全貌の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

タマカタカイガラムシ(学名:Eulecanium cerasorum)は、主にウメ、モモ、スモモ、アンズ、サクラなどのバラ科樹木やカキに寄生する吸汁性害虫です。春先から初夏にかけて枝に見られる球状の物体は、体長約4〜6mmに肥大化した雌成虫です。その外見は光沢のある暗褐色から赤褐色をしており、一見すると植物の芽や病変のコブと見間違うほど樹皮に密着しています。

最大の特徴は、雌のみで単為生殖を行い、圧倒的な繁殖力を持つ点にあります。初夏になると殻の下に数千個単位の微小な卵を産卵し、母虫の死骸となった殻そのものが強固なシェルターとして次世代を保護します。

植物ホルモンや樹液を激しく吸汁されることで樹勢が著しく低下するだけでなく、最も深刻な二次被害がすす病の併発です。タマカタカイガラムシが排泄する甘露(余分な糖分とアミノ酸を含む排泄物)には多量の糖分が含まれており、これを培地として空気中のすす病菌(糸状菌)が爆発的に繁殖します。

枝葉が真っ黒な菌糸で覆われると、植物の光合成能力が最大60〜80%遮断され、翌年の花芽分化が阻害されるばかりか、最悪の場合は主要な枝の枯死や樹木全体の枯死を招きます。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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