北海道のマイマイガ大量発生!10年周期の真相と家庭で効く完全駆除法

北海道のマイマイガ大量発生!10年周期の真相と家庭で効く完全駆除法にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

マイマイガによる人体への被害については、過剰な恐怖や誤解が広まりがちです。生物学的な事実として、毒針毛(どくしんもう)を持つのは卵から生まれた直後の「1齢幼虫」のみです。体長5ミリ前後の黒い微小な毛虫の時期に触れると、毒液を含んだ微細な針が皮膚に刺さり、激しいかゆみと発赤(じんましん状の紅斑)を引き起こします。

脱皮して2齢以降(青と赤の斑点が並ぶ大型の毛虫)になると毒針毛は完全に失われます。しかし、無毒だからといって素手で触れて良いわけではありません。幼虫の長くて硬い毛が皮膚に物理的に刺さることで、チクチクとした痛みやアレルギー性の機械的皮膚炎を起こします。

成虫に関しても化学的な毒成分は持っていませんが、体表や翅を覆う鱗粉(りんぷん)や、産卵時に卵塊へ塗りつける腹部の毛が厄介です。これらが肌に付着したり、目や気道に入り込んだりすると、アレルギー反応による皮膚の炎症や結膜炎、咳き込みを誘発します。

もし触れてしまった場合の応急処置としては、決してこすったり掻きむしったりしないことが鉄則です。粘着テープを患部に軽く当てて付着した毛や鱗粉を取り除いた後、流水やシャワーでしっかりと洗い流してください。かゆみや炎症が強い場合は、市販の抗ヒスタミン軟膏やステロイド外用薬を塗布し、症状が引かない場合は速やかに皮膚科を受診してください。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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