千の風になって歌詞全文の意味と真相|原詩の作者や新井満の誕生秘話
千の風になって歌詞全文の意味と真相|原詩の作者や新井満の誕生秘話に関する深掘り記事を分かりやすく解説します。最新情報を求める方は必見です。
日本で広く知られる『千の風になって』ですが、その原詩は英語圏で長く語り継がれてきた詩『Do not stand at my grave and weep』です。長年「作者不詳(Author Unknown)」としてポストカードや新聞の死亡広告欄に掲載され、世界中に広まっていました。
現在、最も有力な原作者とされているのが、アメリカ・ボルチモアに住んでいた主婦メアリー・エリザベス・フライ(Mary Elizabeth Frye)です。1932年、ナチスの台頭によりドイツに残した母親の死に目に会えず、墓参りすら叶わずに泣き崩れていたユダヤ人女性のために、買い物袋の包み紙に即興で書き留めたのが始まりとされています。
【英語原文(抜粋)】
Do not stand at my grave and weep,
I am not there, I do not sleep.
I am a thousand winds that blow,
I am the diamond glints on snow.
I am the sunlight on ripened grain,
I am the gentle autumn rain.
…
Do not stand at my grave and cry;
I am not there, I did not die.
英語圏では、1989年に北アイルランドでテロにより24歳の若さで命を落とした英軍兵士スティーブン・カミングス氏が、両親へ宛てた遺書の中にこの詩を書き残していたことが報じられ、社会的な大反響を呼びました。その後、イギリス王室のダイアナ妃の追悼式や、2001年のアメリカ同時多発テロ(9.11)の追悼集会でも朗読され、世界的な鎮魂歌としての地位を確立していきました。