伝説の廃墟アミューズメント・ウェアハウス江南の全貌と跡地の今
伝説の廃墟アミューズメント・ウェアハウス江南の全貌と跡地の今の全体像を詳しく解説してご紹介します。
ウェアハウス江南を語る上で欠かせないのが、徹底的に追及された独特の退廃美だ。香港に実在した伝説のスラム街「九龍城砦」を彷彿とさせる汚し塗装、錆びついた鉄パイプ、剥き出しの配線。香港映画のセットかと見紛うほどのクオリティで作られた内装は、足を踏み入れた者へ強烈な衝撃を与えた。
同様のコンセプトで知られた川崎ウェアハウスと並び、サイバーパンク的な雰囲気を漂わせる内装美は国内屈指の出来栄えを誇っていた。壁面に施された人工的なススやビンテージ風の看板など、細部にまで宿る妥協なき演出は、ゲームをプレイする目的以上に「空間そのものを体験する」ための巡礼地として機能していたのである。