プロ野球ドラフト会議の仕組み完全解剖!抽選ルールと育成枠の違い
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プロ野球ドラフト会議は、プロ野球12球団が将来有望な新人選手を公平に配分し、リーグ全体の戦力均衡(パリティ)を維持するために創設された制度です。もし完全な自由競争で新人選手を獲得できるとすれば、資金力に富む特定球団に有望選手が集中し、ペナントレースの競技性が崩壊してしまいます。これを防ぐ防波堤として機能しているのが新人選手選択会議規約です。
会議の対象となるのは、日本野球機構(NPB)の規約第1条で定められた新人選手です。過去にNPB球団との契約実績がなく、日本国籍を有しているか、日本の学校教育法第1条に定められた中学校・高校・大学に在籍した経験を持つ選手が基本条件となります。
候補選手がプロ入りを目指す際、避けて通れないのがプロ志望届提出条件です。高校生は日本高等学校野球連盟(高野連)、大学生は全日本大学野球連盟に対して定められた期日(通常は会議開催の約2週間前)までにプロ志望届を提出しなければ、球団は原則として指名できません。一方、社会人野球(日本野球連盟:JABA)に所属する選手にはプロ志望届の義務付けはありませんが、高校卒なら在籍3年、大学卒なら在籍2年を経過しなければ指名対象にならないという社会人野球指名解禁の厳格な協定が存在します。企業チームの戦力維持と選手のキャリア保護を両立させるためのルール設計です。