茶色の作り方完全攻略!絵の具の混色比率と濁らないプロの調色術

今注目を集めている 茶色の作り方完全攻略!絵の具の混色比率と濁らないプロの調色術について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

同じ「茶色」でも、表現したい質感やモチーフによって求められる明度と彩度は全く異なります。代表的な3大トーンの調色手順を整理しました。

1. 明るい茶色の作り方(キャメル・ベージュ系)

明るい茶色の作り方における最大の落とし穴は、単に濃い茶色を作ってから白絵の具を大量に投入してしまうことです。白を多く混ぜすぎると、絵の具の隠蔽力(不透明性)が上がりすぎて「白っぽくぼやけた濁り」が生じます。

透明感を保った明るい茶色を作るには、最初から黄色をベース(主成分)として多めに配置し、そこに赤を少しずつ足して明るいオレンジを作った上で、極少量の青または緑を点付けして彩度を落とすプロセスが理想的です。イラスト混色パレット上では、黄色80%・赤15%・青5%程度の感覚からスタートすると失敗しません。

2. こげ茶色の作り方(ビターブラウン系)

重厚な陰影や濡れた樹皮などを描くこげ茶色の作り方では、黒絵の具を使わずに「ウルトラマリン(群青)やプルシアンブルー」などの青系塗料を活用するのがプロの常識です。

「赤+黄」で作った基本のブラウンに対して、青の比率を徐々に高めていくことで、画面の鮮やかさを殺さずに奥行きのあるダークトーンが得られます。青を多く含むこげ茶は、絵画全体の調和を壊さない「生きた影(生影)」として機能します。

3. チョコレート色の作り方(濃厚で艶やかな茶色)

スイーツのイラストやフェイクスイーツ制作で不可欠なチョコレート色の作り方は、赤みの残し方が鍵となります。オレンジと黒の配合(オレンジ約90%に対して黒約10%)を基軸にしながら、仕上げに赤(マゼンタまたはカーマイン)をひとさじ加えることで、単なるくすんだ茶色ではなく、カカオの芳醇さを想起させるリッチな光沢感と温かみが生まれます。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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