漢文の再読文字を完全攻略!語呂合わせと読み順で差がつく覚え方
今注目を集めている 漢文の再読文字を完全攻略!語呂合わせと読み順で差がつく覚え方について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。
実際の試験で最も配点が高く、差がつくのが書き下し文の作成問題です。再読文字を含む文章では、返り点(レ点や一二点)の配置パターンが決まっています。
代表的な例文で構造を確認してみます。
【例文1:未】
漢文表記:未 嘗 敗。(「敗」の下にレ点)
訓読順:未(いまだ・1回目) → 嘗(かつて) → 敗(やぶ) → 未(れ・ず・2回目)
書き下し文:未だ嘗て敗れず。
現代語訳:まだ一度も負けたことがない。
【例文2:宜】
漢文表記:宜 熟 考 之。(「考」の下に二点、「之」の下にレ点と一点)
訓読順:宜(よろしく・1回目) → 熟(つらつら) → 之を(これを) → 考(かんが・ふ) → 宜(べし・2回目)
書き下し文:宜しく熟々之を考ふべし。
現代語訳:十分にこのことを考えるのがよい。
書き下し文を作成する際の鉄則は、「1回目に読んだ漢字はひらがな、2回目に読んだ漢字もひらがな(助動詞部分)」で書くことです。元の漢字のまま書き下してしまうと大幅な減点対象になるため、送り仮名と合わせて「すべてひらがな化する」意識を徹底してください。