革ソファーの手入れ間違ってない?ひび割れ・カビを防ぐプロ直伝ケア
革ソファーの手入れ間違ってない?ひび割れ・カビを防ぐプロ直伝ケアの真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
ソファーの革表面がカサカサしてきたり、細かな亀裂が入ったりする主な原因は、深刻な水分・油分バランスの崩壊にあります。本革は製造工程(鞣し)で適度な油分としなやかさを与えられていますが、日々の摩擦や室内の乾燥によって油分は徐々に揮発していきます。油分が抜けた革は柔軟性を失い、人が座った際の伸縮に耐えられなくなって表面に亀裂が入るのです。
さらに深刻なのが、良かれと思って行われる間違った掃除方法です。中でも最も多い失敗が「濡れ雑巾での水拭き」です。革ソファーの水拭きがNGとされる最大の理由は、水分が蒸発する際に革の内部に含まれる必須油分まで一緒に奪い去り、急激な乾燥と硬化を引き起こすためです。また、革の毛穴の奥深くに水分が滞留することで、湿度の高い季節には内部からカビが繁殖する温床となってしまいます。
アルコール除菌シートや市販の消臭スプレーの噴霧も厳禁です。革表面のコーティング塗膜を化学的に溶かし、著しい色落ちやベタつき、ひび割れを誘発します。正しい知識を持たずに手入れを怠ったり間違った処置を重ねたりすると、本来10〜20年と使えるはずの本革ソファーが、わずか3〜5年でボロボロになってしまう現実に直面することになります。