シャンパンと泡ワインの決定的な違い!名乗れる厳格条件と価格差の真相

シャンパンと泡ワインの決定的な違い!名乗れる厳格条件と価格差の真相の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

一般的なスパークリングワインが1,000円台から購入できるのに対し、シャンパンはエントリークラスでも6,000円以上、プレステージクラスになれば数万円から数十万円に達します。この価格差の最大の要因は、製造にかかる途方もない手間と時間です。

シャンパンに採用されるのは、「瓶内二次発酵(トラディショナル製法・シャンパーニュ製法)」と呼ばれる伝統技法です。ベースとなる白ワインを瓶詰めし、酵母と糖分を加えて密閉した瓶の中で発酵を促すことで、極めてきめ細やかな炭酸ガスをワインの中に閉じ込めます。

他の発泡性ワイン製法と比較すると、そのコスト差は一目瞭然です。短期間かつ低コストで大量生産できる「シャルマ方式(密閉タンク発酵)」や、清涼飲料水のようにガスを直接吹き込む「炭酸ガス注入方式」とは異なり、シャンパンは澱(おり)抜きの手作業や、最低15ヶ月以上(ヴィンテージ物は3年以上)の瓶内熟成が義務付けられています。膨大な保管スペースの維持費や人件費、年月の投資がそのまま価格に反映されています。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest