うつ病で目がおかしいと感じる理由|ピント不一致とかすみ対処法
うつ病で目がおかしいと感じる理由|ピント不一致とかすみ対処法を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。
治療のために処方されている薬そのものが、見え方の変化を引き起こしている可能性も念頭に置く必要があります。特に抗うつ薬の副作用による目のかすみは、臨床現場でもよく知られた事象です。
抗うつ薬のなかには、アセチルコリンという神経伝達物質の働きを抑える「抗コリン作用」を持つものがあります。アセチルコリンは瞳孔を縮めたり、毛様体筋を収縮させて近くにピントを合わせたりする役割を担っているため、この働きがブロックされると以下のような副作用が現れます。
・近くのものがぼやける(調節麻痺)
・瞳孔が開き気味になり、光をまぶしく感じる(散瞳)
・目の表面が乾く(ドライアイの悪化)
特に三環系・四環系抗うつ薬に比較的多く見られますが、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)でも体質によって同様の症状が出ることがあります。自己判断で服薬を中断すると離脱症状などの危険が伴うため、必ず処方元の医師に「目のかすみがある」と伝えることが大切です。