ドロップCチューニング完全解説|失敗しない弦選びと調整の極意
今注目を集めている ドロップCチューニング完全解説|失敗しない弦選びと調整の極意について、詳しいまとめをご紹介しています。
Q1:レギュラーチューニング用の弦(09-42や10-46)のままドロップCにしても大丈夫ですか?
A1:一時的にフレーズの運指を確認する程度であれば音を出すことは可能ですが、実用的な演奏には耐えられません。張力が25%以上低下するため、弦が激しくビビり、低音の音程がぼやけてサステインも消失します。本格的に演奏する場合は、最低でも10-52などのヘヴィボトム弦へ張り替えることを強く推奨します。
Q2:フロイドローズ(ロック式トレモロ)搭載ギターでドロップCにするのは難しいですか?
A2:構造上、非常に難易度が高く手間がかかります。弦の張力が低下するとボディ背面のトレモロスプリングの張力に負けてブリッジがボディ内部へ沈み込んでしまいます。スプリングの張力を弱める調整を行い、水平バランスを取り直す必要があります。頻繁にチューニングを変える運用には向かないため、ドロップC専用機として固定するか、ブリッジの可動をブロックで固定する(ノンリバース化)処置が必要です。
Q3:ベースでドロップCにする場合、5弦ベースを使うのとどちらが良いですか?
A3:ピッチの明瞭さとテンションの安定性を考慮するなら、35インチスケールを採用した5弦ベースを使用するのが最も確実です。5弦ベースのLow-B弦を半音上げてCとして演奏すれば、ナット交換や特別なセッティングを施すことなく、アンサンブルを支える強固な低域を即座に手に入れることができます。