良かれと思った体操で悪化?腰痛を招く危険な運動と正しい治し方
良かれと思った体操で悪化?腰痛を招く危険な運動と正しい治し方についての最新情報を徹底解説します。
一口に腰の痛みといっても、原因疾患によって「やってはいけない動き」は真逆になる。ここを混同すると取り返しのつかない事態に陥る。
腰椎椎間板ヘルニアを抱える患者にとって最大の敵は「前かがみ動作」だ。前屈みの姿勢をとると、骨の間から飛び出た髄核が神経をさらに圧迫し、脚へ走る激痛やしびれを悪化させる。靴下を履く姿勢や、重い荷物を前屈みで持ち上げる運動は絶対に避けなければならない。
対照的に、高齢者に多く見られる腰部脊柱管狭窄症では「腰を後ろに反らす動作」が禁忌となる。背筋を伸ばしすぎたり腰を反らせたりすると、神経の通り道である脊柱管が狭まり、歩行困難や激痛を引き起こす。自分の痛みが前屈型なのか後屈型なのかを医療機関で正しく見極めることが、すべての出発点だ。