まい泉青山本店に行列が絶えない理由|元銭湯の西洋館と限定豚の真価

まい泉青山本店に行列が絶えない理由|元銭湯の西洋館と限定豚の真価の重要ポイントを解説します。専門的な知識がチェックできます。

まい泉青山本店を巡っては、ネット上でいくつかの誤解が定着しています。その最たるものが「全国のまい泉で売られているカツサンドと、本店の中で食べる料理は同じ肉を使っている」という思い込みです。

実際には、テイクアウト用サンドイッチは冷めてもパンとソースが馴染み、パンが湿気ないよう最適化された専用の豚肉・カット方法・揚げ時間を採用しています。一方、店内で提供される膳は、揚げたての一瞬における衣のサクサク感と肉汁の対流を計算し尽くした別次元の職人技です。デパ地下の味しか知らない人が本店のロースかつを口にした際、「これまでのまい泉の概念が覆った」と口を揃えるのは、プロダクトの設計思想そのものが根本から異なるためです。

また、「本店売店は店内利用客のおまけに過ぎない」という見方も誤りです。店舗入り口の脇に構える青山売店では、贈答用の箱入りサンドだけでなく、注文を受けてから揚げる限定惣菜や、青山本店限定の特製弁当、さらには店頭でしか手に入らないパン粉やオリジナルソースが販売されています。イートインの行列に並ぶ時間がない多忙なビジネスパーソンが、売店で出来立ての限定サンドをテイクアウトしてオフィスや近隣の公園で味わうスタイルは、地元・南青山界隈の常連客に長年愛され続けている賢明な活用法です。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest