ホリエモン東大中退の全真相|文学部在学中の起業劇と学歴への本音

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そもそも堀江氏が東京大学へ進学した経緯そのものが、極限まで無駄を削ぎ落とした合理主義の結晶でした。出身校は九州屈指の超難関校として知られる久留米大学附設高校です。同校は東京大学や国公立医学部へ多数の合格者を輩出する名門ですが、高校時代の堀江氏は決して教員受けの良い優等生ではありませんでした。学校の画一的な宿題を拒絶し、麻雀や競馬、コンピューターに没頭した結果、一時は学内順位で最下位近くまで成績が低迷したエピソードは有名です。

転機となったのは、高校3年生の夏でした。地元・福岡を脱出し、東京へ出て自由を謳歌したいという強烈な動機から、彼は東大受験に照準を定めます。そこで実践されたのが、現在も受験界隈で語り継がれる徹底した「逆算型勉強法」でした。

  • 英単語帳の丸暗記:辞書や単語集の全単語を短期間でローラー作戦のように頭へ叩き込み、長文読解の語彙摩擦をゼロ化。
  • 過去問からの逆算演習:東大の出題傾向を徹底的に分析し、合格最低点をクリアするために必要な科目と捨てるべき設問をシステマチックに選別。
  • 理系から文転した理由:短期間で最も合格確率を引き上げる戦略として文科三類を選択。配点比率と自身の特性を冷徹に天秤にかけた結果の判断。

この徹底した集中学習により、わずか半年余りの受験対策で東京大学文科三類へ現役合格を果たしました。教養学部を経て進学先に選んだ東京大学文学部思想文化学科(宗教学専修課程)についても、深い信仰心から選んだわけではありません。「進学振り分け(進振)の点数配分」や「出席の自由度が高く、自分の裁量で時間を使える環境」を計算に入れた選択だったと本人が語っています。学問そのものへの敬意を持ちつつも、システムをハックして最短距離で目的を達成する行動様式は、この受験期にすでに確立されていました。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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