玄関の段差を消す魔法の板?式台の歴史と最新バリアフリー活用術

玄関の段差を消す魔法の板?式台の歴史と最新バリアフリー活用術についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

長らく「昔ながらの広い玄関にあるもの」と思われていた式台が、なぜ今これほど熱い視線を集めているのか。その背景には、空間の連続性を重視する意匠設計の潮流がある。日本建築学会の研究発表でも示されるように、日本の住まいにおける段差は単なる物理的障害ではなく、視線を制御し精神的な切り替えを生み出す重要なエレメントだ。

世界的な建築家である安藤忠雄氏が手掛ける極限まで削ぎ落とされたモダン邸宅においても、コンクリートと木の対比や高低差を生かした光の移ろいが緻密に計算されている。土間から上がり框へ至る途中に式台を挟むことで、奥行きと陰影が際立ち、限られた面積の玄関であっても開放的な気品が生まれる。この「間(ま)」の美学が、今あらためて都市型住宅でも再評価されているのだ。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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