海外の日本食レストラン急増の真相|9割が非日系経営という驚愕の現在地
海外の日本食レストラン急増の真相|9割が非日系経営という驚愕の現在地の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
日本食のグローバル展開は、過去の一過性のブームの域を完全に脱しました。農林水産省海外日本食調査および日本貿易振興機構(JETRO)の公表資料によると、海外における日本食レストランの総店舗数は、2006年時点の約2万4,000店から右肩上がりの急拡大を続け、2023年調査で約18万7,000店を記録。2025年に改訂された「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」を背景とした官民連携の後押しもあり、海外日本食レストラン店舗数は世界全体で20万店の大台を突破する勢いを見せています。
急速な拡大を牽引しているのは、急成長を遂げる東南アジアや中東、そして成熟期を迎えつつも単価の上昇が続く北米市場です。2026年における海外日本食市場規模は食材流通や外食サプライチェーンを含め数十兆円規模に達しており、単なる食のトレンドを超えた基幹産業としての存在感を確立しています。かつては「ヘルシーだが物足りない」と評されることもあった和食が、世界中の胃袋を掴むに至った背景には、複合的な社会的要因が存在します。