頭皮のかさぶたをはがす癖は薄毛の前兆?放置が危険な理由を専門医が解説
頭皮のかさぶたをはがす癖は薄毛の前兆?放置が危険な理由を専門医が解説に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
なぜ繰り返し頭皮にかさぶたが作られてしまうのか。その主犯格として挙げられるのが「脂漏性皮膚炎」だ。頭皮に常在するマラセチア菌というカビが皮脂を分解する過程で遊離脂肪酸を生み出し、それが皮ふを刺激して強い炎症とフケ、かさぶたを発生させる。頭皮がベタついたり、黄色っぽい湿ったフケが出たりする場合は、この疾患を疑うべきである。
また、現代人の過剰な精神的緊張やメンタルヘルスの不調も直接的なトリガーとなる。ストレスが蓄積すると交感神経が優位になり、皮脂分泌が異常増大するだけでなく、免疫機能が低下して炎症が悪化しやすい。公益社団法人日本皮膚科学会が提示する診療知見においても、精神的ストレスと皮膚バリア機能低下の相互作用は広く認識されている。心が発するサインが、頭皮の炎症というかさぶたとなって表面化しているケースは極めて多い。