トマトの冷凍保存は丸ごとが正解?旨味アップの真相と失敗しない活用術
トマトの冷凍保存は丸ごとが正解?旨味アップの真相と失敗しない活用術についての疑問解決ガイドをご紹介します。
野菜を冷凍すると栄養が損なわれると心配する声は根強く存在します。しかし、冷凍トマト栄養価リコピン変化に関する研究データは、むしろ逆の事実を示しています。
強力な抗酸化作用を持つトマトの代表成分「リコピン」は、熱や酸化に対して比較的強い耐性を持っています。冷凍によって細胞壁が破壊されることで、人間の体内に入った際のリコピン吸収率は生の状態よりもむしろ向上することが近年の栄養学分析で実証されています。水溶性であるビタミンCは冷凍期間の経過とともにわずかに減少傾向を示すものの、熱に弱いビタミンCを壊さない急速冷凍を施せば、1ヶ月程度の保存で約80〜85%という高水準の残存率をキープします。
冷蔵保存の限界が1週間前後であるのに対し、冷凍庫を活用すれば最長2ヶ月間のストックが可能です。旬の安価な時期に買いだめしておけば、冬場の高騰期にも栄養価の高い国産トマトを気兼ねなく料理へ投入できます。