Mono消しゴムの秘密と全種類徹底比較!角の工夫や色彩商標の真相

Mono消しゴムの秘密と全種類徹底比較!角の工夫や色彩商標の真相の全体像を詳しく解説してご紹介します。

今や消しゴムの代名詞となったMONOですが、その出自は意外にも「鉛筆の付属品」でした。株式会社トンボ鉛筆の公式社史資料によると、1967年に同社の創立55周年を記念して発売された最高級鉛筆「MONO100」のダース箱に、サービス品として添付されたのがすべての始まりです。

当時主流だった天然ゴム製消しゴムは消字力が弱く、強くこすると紙面を汚したり破いたりすることが日常茶飯事でした。しかし、トンボ鉛筆が開発した軟質塩化ビニール(プラスチック)製の試作消しゴムは、黒鉛粒子を吸着して驚くほど綺麗に消せると大評判を呼びます。購入者や文具店から「あの消しゴムだけを別売りしてほしい」という要望が殺到し、1969年に単体商品として「MONO消しゴム(PE-01Aなど)」が正式発売されました。

商品名の「MONO」はギリシャ語で「唯一無二の、類まれな」を意味する接頭辞「monos」に由来しており、最高品質へのプライドが込められています。発売当時の価格は1個100円と当時の物価としては高級品でしたが、製図技術者やイラストレーターなどプロの現場から圧倒的な支持を集め、やがて学生や一般家庭へと普及していきました。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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