オートチューンとは?ケロケロ声の仕組みやメロダインとの違いを徹底解剖
オートチューンとは?ケロケロ声の仕組みやメロダインとの違いを徹底解剖について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
ボーカル加工の話題において混同されやすいのが、「オートチューン」「Melodyne(メロダイン)」「ボーカロイド(ボカロ)」の3者です。それぞれの役割と特性を整理すると、その違いは明白です。
まず、オートチューンとメロダインの違いは「自動&リアルタイム性」と「手動&外科的編集」の対比にあります。ドイツのCelemony社が開発したMelodyneは、録音後のオーディオ波形をピアノロール上に音符単位で可視化し、マウスで音程やタイミング、ビブラートの深さをミリ単位で手動修正するツールです。和音の構成音を個別に分解して直すことすら可能で、極めて自然でバレないピッチ修正を得意とします。一方のオートチューンは、自動追従によるリアルタイムな補正とエフェクト処理に強みを持ちます。
そして、ボカロとオートチューンの違いは「歌い手の存在有無」です。初音ミクに代表されるボーカロイドは、歌詞とメロディを入力してゼロから歌声を合成する音声合成エンジンです。生身の人間の声を加工するオートチューンとは、根本的な成り立ちが全く異なります。