江戸時代の寿命は30歳代の嘘!成人後の余命と長寿の真相を解明

江戸時代の寿命は30歳代の嘘!成人後の余命と長寿の真相を解明の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

Q1:江戸時代の庶民は、何歳くらいから「おじいさん・おばあさん」と見なされていたのですか?
A1:一般的には数え年で60歳の「還暦」を迎えた段階で高齢者と認識されました。ただし、幕府の福祉政策(御救米の支給基準など)では「70歳以上」を極老・免除対象とする規定が多く、日常生活においては60代はまだまだ元気な働き手、70代から本格的な高齢期と見なされるのが一般的でした。

Q2:農民と武士、江戸の町人では誰が一番長生きだったのですか?
A2:地域差が大きいものの、一概に武士が長寿だったわけではありません。むしろ粗食(雑穀や野菜中心)で日常的に重労働を行っていた農民の方が、成人後の生存率が高かったケースが宗門改帳から報告されています。白米を過剰に摂取できた大都市の武士や豪商は脚気にかかりやすく、運動不足も相まって早逝する事例が目立ちました。

Q3:当時の平均寿命の計算には、間引き(間引き・堕胎)の影響もあったのですか?
A3:飢饉の際などに行われた間引きの犠牲者は、そもそも戸籍(宗門改帳)に記載される前に闇に葬られたケースが多く、公式な人口統計記録には反映されていないことがほとんどです。したがって、記録に残る乳幼児死亡率の高さは、純粋な病死や衰弱死によるものだけでも凄まじい比率であったことを示しています。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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