世界最大のダイヤはどこに?値段と歴代ランキング・所有者の真相を追跡

世界最大のダイヤはどこに?値段と歴代ランキング・所有者の真相を追跡について見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

1905年1月26日、南アフリカのプレミア鉱山で発見されたカリナンは、鉱山主トーマス・カリナンの名にちなんで命名されました。その大きさは3,106.75カラットという途方もないもので、発見当時はあまりの巨大さに「偽物のガラスではないか」と疑われた逸話が残されています。

当時イギリスの自治領だったトランスヴァール共和国政府はこの原石を買い上げ、1907年に英国国王エドワード7世の66歳の誕生日に献上しました。国王はオランダ・アムステルダムの名門アッシャー社に切断・研磨を依頼。熟練の研磨師ジョセフ・アッシャーが最初の刃を入れる際、極度の緊張から気絶したという劇的なエピソードは宝飾史における有名な伝説です。

約8カ月におよぶ研磨作業の末、カリナン原石からは9つの大きな主要石(カリナンI世〜IX世)と96個の小さなブリリアントカット石が誕生しました。

  • カリナンI世(偉大なアフリカの星 / 530.20ct):
    ペアシェイプ(洋梨型)にカットされた無色透明ダイヤとして世界最大。現在はイギリス王室王笏(Sovereign's Sceptre with Cross)の先端にセットされています。
  • カリナンII世(317.40ct):
    クッションカットが施され、英国君主の公式王冠である大英帝国王冠(Imperial State Crown)の正面に飾られています。

これらの至宝は現在、英国のクラウン・ジュエル(王室財宝)として、ロンドン塔内のジュエル・ハウス(Jewel House)に厳重に保管されており、チャールズ3世国王の戴冠式などの国家儀礼で使用されつつ、一般の観光客もその姿を間近に見学することができます。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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