リブロイオンモール鶴見店閉店の真相!跡地と現在の書店事情を徹底追跡
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2006年秋、当時の「ダイヤモンドシティ・リーファ」開業とともに華々しくオープンしたリブロ鶴見店。約200坪を超える開放的な売場には、文芸書や雑誌だけでなく、児童書や学習参考書が豊富に取り揃えられ、子育て世代を中心に圧倒的な支持を獲得していました。それにもかかわらず、なぜ同店は暖簾を下ろすことになったのでしょうか。
その背景には、単なる個別店舗の売上問題にとどまらない、商業施設と出版流通業界の2重の構造変化が存在します。
最大の決定打となったのは、大型商業施設における「定期建物賃貸借契約(定借契約)」の満了時期を迎えた点です。多くのショッピングモールでは、6年〜10年単位でテナント契約の見直しが実施されます。折しも出版不況とネット書店の台頭により、リアル書店の坪単価売上効率が全国的に見直されていた時期と重なりました。運営元である日本出版販売(日販)グループ傘下のリブロ各店においても、不採算店の整理やスクラップ&ビルドを伴う全国規模の拠点再編が急ピッチで進められていた背景があります。
さらに見逃せないのが、ディベロッパーであるイオンモール側のマーチャンダイジング戦略です。イオンモールは全国各地の旗艦SCにおいて、グループ内シナジーを最大化すべく、自社系列の書店チェーンである未来屋書店へのテナント集約を推進していました。外部テナントであるリブロとの契約満了は、モール全体のリニューアル戦略における極めて計画的な転換点だったといえます。