高級食パンの破産急増と閉店ラッシュ!崩壊の裏事情と現在の真相
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高級食パン専門店の倒産件数推移を見ると、2021年頃までは新規参入が相次いだものの、2022年後半から赤字転落が目立ち始め、2023年から2025年にかけて経営破綻が急増しました。帝国データバンク等の集計によれば、パン製造・小売業界全体の倒産・休廃業解散件数は高水準を更新し続けており、その中心にいたのがブーム期に過剰出店した高級食パンFC加盟店でした。
追い打ちをかけたのが、2022年以降の歴史的な原材料高騰の影響です。輸入小麦の政府売渡価格の上昇に加え、パン作りの中核をなす油脂類(バター・マーガリン)、乳製品(生クリーム・練乳)、砂糖の価格が軒並み跳ね上がりました。さらに店舗の電気代や紙袋などの包装資材、物流コストの上昇が重なり、もともと2斤で800〜1,000円という高価格帯を設定していた専門店でさえ、利益率が極端に圧縮される事態に陥りました。
高級食パンがなぜ赤字に転落したのかは、この数字の変化を見れば明白です。売上が半減した一方で固定費と変動費が同時に跳ね上がり、1日数百本の販売を前提としていた損益計画が完全に崩壊しました。