公式訪問と国賓の違いとは?外交儀礼の格付けと首脳会談の裏側

公式訪問と国賓の違いとは?外交儀礼の格付けと首脳会談の裏側についての最新情報をご紹介します。

海外首脳の来日に伴い、納税者として気になるのが公式訪問の費用負担の線引きです。公費(外務省予算)から支出される範囲は、接遇区分ごとに細かくルール化されています。

国賓の場合、元首夫妻および一定人数の随員(通常は10名前後)の滞在費、移動車両、迎賓館使用料、歓迎式典や宮中晩餐会の経費は原則として日本政府が全額負担します。警備にあたる警視庁や道府県警察の警護費用(SP動員、交通規制、宿泊費)も膨大な国家予算から賄われます。

これに対し、公式実務訪問や実務訪問賓客では、日本側が負担する随員の人数制限が厳しくなるか、あるいは主たる宿泊・移動費用を相手国側が一部自己負担する仕組みになっています。もちろん要人の安全確保は受け入れ国の国際義務であるため、警察による要人警護(セキュリティポリス)の費用は日本側が受け持ちますが、儀礼的セレモニーに関わる公費は大幅に圧縮されます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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