コード進行パターン表決定版!ヒット曲の法則とエモい響きの正体
話題沸騰中の コード進行パターン表決定版!ヒット曲の法則とエモい響きの正体について、詳しいまとめをご紹介しています。
日本のポピュラーミュージック史を紐解くと、リスナーの琴線に触れ続けてきた特定の進行パターンが存在します。これらを体系化したJPOP人気コード進行一覧の中でも、群を抜く存在感を誇るのが「王道進行」「カノン進行」「小室進行」の御三家です。
まず筆頭に挙がるのが「IV - V - IIIm - VIm(Cメジャーキーでは F - G - Em - Am)」で構成される通称「王道進行」です。サブドミナントの開放感から始まり、ドミナントで緊張を煽った後、IIImとVImで哀愁を帯びたマイナーコードへ滑り込むこの流れは、日本人の情緒に最も訴求しやすい構造を持っています。王道進行ヒット曲まとめを検証すると、スピッツの「ロビンソン」、YOASOBIの「夜に駆ける」、Official髭男dismの「Pretender」のサビ展開など、時代やジャンルを超えて数え切れないほどのキラーチューンに採用されていることが分かります。
次に、クラシック音楽のパッヘルベルのカノンに由来する「I - V - VIm - IIIm - IV - I - IV - V」は、ベースラインが美しく下降する「カノン進行」として親しまれています。カノン進行ピアノギター演奏における運指の滑らかさは抜群で、あいみょんの「マリーゴールド」や米津玄師が手掛けた「パプリカ」など、ノスタルジーと普遍的な多幸感を同時に描き出す際に無類の強さを発揮します。
そして、90年代のダンスミュージックブームを席巻し、現代ではアニソン定番コード進行としての地位を不動のものにしたのが「VIm - IV - V - I(Am - F - G - C)」の小室進行定番パターンです。哀愁漂うマイナーキーから一気にドラマティックなメジャー感へと突き抜けるドライブ感は、「残酷な天使のテーゼ」からLiSAの「紅蓮華」に至るまで、疾走感と切迫感を伴う戦闘シーンやアニメのオープニングテーマにおいて欠かすことのできないキラーパターンとなっています。