検便が出ない時はどうする?直前の緊急対処法や下剤・後日提出の真相
検便が出ない時はどうする?直前の緊急対処法や下剤・後日提出の真相についての疑問解決ガイドをご紹介します。
SNSやネット掲示板を調査すると、「健康診断の検便が出ず、会社に怒られるのではないかと怯えている」「会社に電話で『便が出ません』と伝えるのが恥ずかしい」という切実な声が毎年健康診断シーズンに溢れかえります。現場の事務手続きや医療機関の運用実態を踏まえると、過度な羞恥心や恐怖を抱く必要は全くありません。
まず、検便が間に合わない場合の会社連絡について、個別の排便状況を事細かに直属の上司や人事部に電話報告する必要はありません。会社が指定する巡回健診や外部健診センターへ行く場合、受診当日の受付窓口で「検便が1回分しか取れませんでした」「便秘のため採取が間に合いませんでした」と事務的に申告するだけで完了します。企業の総務・健康管理担当部署にとっても、全受診者のうち数パーセントが消化器症状や生理等で検便未提出となる事態は想定の範囲内であり、人事評価やペナルティに直結することはまずありません。
受付で未提出を告げると、大半の健診機関では検便の後日提出と再提出の流れへと案内されます。具体的には以下の2パターンのいずれかです。
- 後日持参方式:健診センターの指定期日(受診日から1週間〜2週間以内)までに、採取した検体を直接窓口へ届ける方式。近隣の診療所や事業所内健診で多く見られます。
- 専用封筒による郵送提出:保冷・密閉構造の返送用封筒が渡され、採取でき次第ポスト投函する方式。郵送中の温度変化を考慮し、検査精度を保つための提出期限(消印有効日)が厳密に設定されています。
万が一、後日提出の猶予期間内にも便が出なかったり紛失してしまったりした場合は、結果通知表に「検便:未実施(判定不能)」と記載され、大腸がんスクリーニングのみがスキップされた状態で総合結果が確定します。