Tomorrow Never Knowsの本当の意味とは?英語の真意とミスチル名曲の深層解釈

Tomorrow Never Knowsの本当の意味とは?英語の真意とミスチル名曲の深層解釈の重要なポイントについて、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

ミスチルの『Tomorrow never knows』の歌詞が、発表から四半世紀以上を経た今なお胸を打つ最大の理由は、安易なポジティビズム(空元気の励まし)を完全に排除している点にあります。

歌い出しの「とどまる事を知らない時間の中で いくつの移りゆく街並みを眺めていた」から始まる世界観は、流転する日常に対するある種の諦念から幕を開けます。特筆すべきは、2番のサビに見られる以下のフレーズです。

「優しさだけじゃ生きられない 離れれば愛した人さえも 忘れてしまう 誰もが持ってる心の隙間埋めようと 寄り添うように愛を育てる」

ここには、「人間は孤独を埋めるために愛を欲する利己的な存在である」という、桜井和寿氏の冷徹なまでの人間観察があります。綺麗な言葉で飾り立てるのではなく、自分の弱さや醜さ、過去の過ち(「償うべき事ばかり巡る」)をまっすぐに見つめるからこそ、その後に続く決意が圧倒的な説得力を持ちます。

そしてラストのサビで放たれる「誰かの為に生きてみても Oh Tomorrow never knows 心のまま僕はゆくのさ 誰も知る由もない明日へ」という叫び。他人の期待に応えるためでも、世間の正しさに合わせるためでもなく、「未来がどうなるか誰にもわからないからこそ、自分の選んだ道を孤独に引き受けて歩き出す」という実存主義的な覚悟がここに刻まれています。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest